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2018年にハンブルク市の視覚芸術ワーキングフェローシップを受賞したことを契機に制作された作品集。
ラスベガスで賞金を獲得した人々の写真を、巨大な小切手とともにフリップブック形式で並べている。写真はカジノの宣伝冊子から切り抜かれたもので、ページをめくると背後に「G-E-W-I-N-N-E-R(勝者)」の文字が現れる。しかし通常のフリップブックのような成功物語は展開されず、期待は空転したまま終わる。冊子はカジノのパンフレットを模したスリップケースに収められており、装丁自体も「誤解を招く広告」として機能している。
『Wie war Las Vegas』と同様に、消費社会における幻想や裏切られる期待、勝者/敗者の構造を皮肉を込めて観察している。
Volker Renner / 384ページ / ソフトカバー、スリップケース付き / 45 × 90 mm / 2020年
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