樹木はアメリカ出身の写真家、Robert Adams(ロバート・アダムス)が生涯にわたって目を向けてきた主題だが、とりわけコットンウッド(和名:ハコヤナギ)ほど魅了されたものはない。
プレーンズ・インディアン(*1)に崇拝された、この土地ならではのコットンウッドは、ここの情景に忘れられないほどの生命を吹き込むが、水の渇きや商業的な価値が不足したことで、アグリビジネスや宅地造成業者によって除去のための共通目標となってしまった。
アダムスの最初期の写真のなかにはコットンウッドを捉えた作品があり、彼がコロラドに住んでいた35年の間ずっと写真を撮り続けてきた。もとは「Photographers at Work」シリーズの一部として1994年にスミソニアンから出版された本書は、拡充した新しい版となってSteidlから出版されるに至った。
*1 プレーンズ・インディアン:アメリカロッキー山脈東部のプレーンに居住したネイティブアメリカンのこと。
Steidl / 96 ページ / ハードカバー / 300 × 280 mm / 9783958290969 / 2018
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