アメリカ出身のチェイニー・トンプソンは、ペインティングに対して技術、制作、流通という3つのプロセスの探求を中心に活動しているアーティスト。彼は制作に数年を費やすことが多く、その過程に構造と制約を課している。制約を課すことによって絵画というメディアと、それを取り巻く問題を徹底的に調査することに繋がると彼は信じている。
本書は2012年に開催された展覧会に合わせて刊行された書籍。この展覧会では、1900年代初頭にアルバート・H・マンセルによって考案されたカラーシステムを用いて制作された、トンプソンの「クロノクローム」が展示された。トンプソンはマンセルが考案したシステムをカレンダーに適合し、各日に割り当てられた色が時間によって変化していく絵画を制作した。
Walther König / 200ページ / ハードカバー / 304 x 243 mm / 9783863351540 / 2013年