ロサンゼルスを拠点に活動している写真家、石野郁和による作品集。
6年前にロサンゼルスに移住した石野は、そこで生活する中で目に見えない境界線を意識するようになったという。高級住宅街、再開発地区、公共施設、美術館、郊外、民族や人種などで区切られている線は、2020年になり、よりくっきりと浮かび上がってきた。
身体を使って移動することは境界線を引き直す行為だと捉えている石野は、場所や物事が区切られ、分断されるさまざまなシーンを切り取ることで、新たな視覚言語を生み出している。
ビニールカバーに作家によってステッカーがランダムに貼られた本書は、アートピースとしても存在を放っている。
torch press / 128ページ / ソフトカバー / 272 x 230 mm / 9784907562281 C0072 / 2021年
4月18日までPOSTで展覧会を開催中です。
http://post-books.info/news/2021/3/23/exhibition-fumi-ishino-tintedlines
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