シャルル・ネグレは、静物画の実践に重点を置いた作品を制作する、1988年生まれのフランス人写真家。
本書は、高貴で古風な絵画ジャンルの偉大な伝統に倣い、パリの市場が閉まる時期に制作した超現代的な静物画シリーズ。
街にカメラを持ち出したネグレは捨てられたものを探し出し、ありのままに撮影した。
一見無害に見える、あるいは使い捨ての被写体が持つ視覚的な電荷を探りながら、衝撃と喜びを同時に与えるイメージを作り出した結果、食料廃棄と過剰消費を露呈した。
RVB / 120ページ / ハードカバー / 300 x 230 mm / 9782492175398 / 2024年