2015年、ブリュッセルの中心部にあるマクシミリアン公園に難民キャンプができたとき、マルシア・プリニョーとバレリオ・アルバレスは、ベルギーにおける亡命と、その受け入れの問題をテーマにした写真プロジェクトを発足した。
二人は亡命者のためのレセプションセンターに入り、難民・無国籍者事務局からの回答を待っている人たちと一緒に様々なワークショプを行なった。
最初のプロジェクト「Here, Waiting」は、三つの写真形式に分かれている。
一つ目は、レセプションセンターの物理的な空間と現実を映し出すルポルタージュ。二つ目に、ポートレートのワークショップを開催し、被写体自身が印刷された画像を操作したり、色をつけたり、歪ませたり、不明瞭にしたり、様々な手法で創作した。そして三つ目は、拘留中の官僚的な手段であるコピー機を使い、子どもたちが自画像を撮影した。
長い時間をかけて育まれたこれらの関係の結果として、一連のポートレートが生まれたのである。
Art Paper Editions / 144ページ / ソフトカバー / 240 x 170 mm / 9789493146228 / 2019年
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