









バウハウスの優れたアーティストであるだけでなく、有名な夫婦でもあったアニ・フライシュマンとヨーゼフ・アルバースは、数多くの作品を生み出し、様々なアーティストに影響を与えた。
本書は二人が個人的に残したものをメキシコ出身のレイク・ヴェレアが撮影したもの。二人がバウハウスの同僚と交わした手紙や、絵の具のチューブ、布の繊維などが記録されている。
彼らの創造的な生活のプライベートな背景が、これらの物、会話、関連性から浮かび上がってくる。本書は、伝説的な人物であるふたりの親密なポートレートであると同時に、結婚生活の意義深い探求でもあるのであろう。
Hatje Cantz / 192ページ / ソフトカバー / 155 x 160 mm / 9783775748889 / 2021年