リオデジャネイロ出身のエリオ・オイチシカ(Hélio Oiticica)は、視覚芸術から音楽、演劇、文学に至るまで、国内外のあらゆる前衛文化に影響を及ぼし続けているブラジルを代表する現代アーティスト。
1950年代はコンクリートアートやヨーロッパの芸術運動の影響を受け、幾何学的な絵画を制作していたが、後に鑑賞者と作品の相互作用によって完成するインタラクティブなアート作品や、インスタレーション作品へと移行していく。環境芸術やインタラクティブ・インスタレーションに代表されるように、オイチシカは包括的・参加型アートの可能性に重点を置いてきた。
本書は、オイチシカの多方面に渡る活動の変遷をたどり、彼の考えが芸術界に与えた深い影響について紹介している。2021年一月まで行われていたリッソン・ギャラリーでの展示会に合わせて刊行された一冊。
Lisson Gallery / 96ページ / ハードカバー / 305 x 241 mm / 9780947830809 / 2021年
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