デジタル時代になり、建物や空間のレンダリングやシミュレーションが可能になったにもかかわらず、建築プロジェクトの設計や実施に物理的なモデルが必要なのはなぜなのか。
本書は、ローザンヌ連邦工科大学(EPFL)建築学部における模型制作の中心的な役割に基づき、この疑問に対する答えを探し求めるために作られた一冊。現実をミニチュア化する精密さであれ、子供の頃の遊びの続きであれ、あるいは未来への約束であれ、模型には並外れた暗示的な力が備わっている。道具として、あるいはコミュニケーション・メディアとして、模型は視覚的あるいは空間的な概念に形を与え、それを目に見えるものにするのだ。
空間スタディ、モックアップ、彫刻など、その役割が何であれ、建築史のかなりの部分がその小さな土台の上に築かれたことは言うまでもない。
Triest Verlag / 176ページ / ソフトカバー / 232 x 165 mm / 9783038630531 / 2020年
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