数千年の歴史を持つ中庭付き住居は、高密度で異質な都市空間のモジュールとして再解釈されつつある。
一般的な建物では間延びしてしまう外部空間を、中庭付き住居では外部からの視線を遮る良質な庭空間として取り込んでいる。そのため内部空間と外部空間が一体となった、実用性の高い空間が誕生するのだ。そしてそれは「密集=プライバシーの喪失」「視線によるストレス」というジレンマを解決するプライベートな空間として機能することになる。
本書は様々な中庭付き住居を紹介し、その組み合わせが都市や街区の形成に役立つことを提案している。
Triest Verlag / 158ページ / ソフトカバー / 250 x 176 mm / 9783038630524 / 2021年
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