フェリックス・ゴンザレス=トレス(Felix Gonzalez-Torres)は1980年代後半から1990年代前半に活躍したキューバ生まれのアーティスト。
会場、観客、コンテクストを介入させ、気付きを与える作風で広く知られている。
本書はそのキャリアを通じてのいくつかの主要な作品群を紹介しつつ、2017年にニューヨークのデイヴィッド・ズウィナーで行われた一連の特徴的なインスタレーションを取り上げたものだ。
彼の作品の多くは抽象性を持っているにもかかわらず、キャンディーや糸、鏡、時計、カーテンなど身近な素材を用いて制作しており、様々な建築空間、鑑賞者の身体性と常に関連性を保ち続けている。
収録されているデイヴィッド・ブレスリンによるテキストは、フェリックス・ゴンザレス=トレスの美術史への貢献の文脈を理解しながら作品の多様性をも探求しており、今もなお評価が続いていることを示している。
David Zwirner Books / 103ページ / ハードカバー / 303 x 220 mm / 9781941701768 / 2018年
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