









本書はルイーズ・ブルジョワ(1911-2010)のキャリアにおける後期テキスタイル作品を包括的に紹介している。彼女はいつも針に魅了されてきたといいい、“the magic power of the needle. The needle is used to repair damage. It’s a claim to forgiveness.”(「針の持つ魔力。針はダメージを修復するために使われ、許しを請うものである。」)と述べている。
この作品群は、作家が人生のあらゆる段階から服を作品に取り入れるようになったことから始まり、ベッドリネン、ハンカチ、タペストリー、ニードルポイントなど、さまざまなテキスタイルから展開した。布作品は、アイデンティティやセクシュアリティ、トラウマや記憶、罪悪感や償いといったテーマを掘り下げ、感情や心理状態を表すメタファーとして機能している。
ロンドンのヘイワード・ギャラリーとベルリンのグロピウス・バウでの展覧会に合わせたカタログでは、モニュメンタルな「セル」インスタレーション、具象彫刻、抽象ドローイングなど、数多くのシリーズから作品を取り上げている。
Hatje Cantz / 208ページ / ソフトカバー / 280 x 240 mm / 9783775751490 / 2022年
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