







写真家のユルゲン・テラーは、ドイツのニュース雑誌「ディー・ツァイト」に1年以上にわたってコラムを寄稿していた。本書はそこに寄稿された写真と文章をまとめたものである。
自ら書いた文章と写真を組み合わせるという行為は彼にとって新しい取り組みであり、これにより彼の作品は自伝的要素を強めていった。
テラーが連載を行なっていた雑誌は、ドイツで最も尊敬されている雑誌の一つであったため、彼のコラムに対して抗議の手紙が毎週のように届いたという。2冊セットの本書のうち、「Literature」の方にはその手紙の中から秀逸なものを抜粋して掲載している。
Steidl / ハードカバー スリップケース付き / 262 x 215 mm / 9783869303208 / 2012年 / サイン入り