展覧会がデジタル化されるとき、人々の物の見方はどのように変化するのだろうか。視覚、技術、文化的な作用から人々が新しい「主観性」を獲得することは可能なだろうか。わたしたちを取り巻く環境はデジタル化が加速し、視覚世界はハイパーリアリティに浸食されつつある。こうした時代においてデジタルとフィジカルな展示が互いに作用しあう関係を、デザイナーのアン・リヒターと作家のアグニェシュカ・ログスキが考察する一冊。
Onomatopee / 80ページ / ソフトカバー / 240 x 170 mm / 9789493148239 / 2020年