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コンセプチュアルアーティストの先駆者として知られる美術家、ソル・ルウィット。
本書は、彼のこれまで紹介されてこなかった作品の「Folds(折り目)」と「Rips(裂け目)」のシリーズがまとまったもの。
1966年、ルウィットは”描かないドローイング”と称して、”描く” という行為を紙の様々な折り方で置き換えるという新しいタイプの作品を思いついた。
彼は定期的にこの「折り目」と呼ばれる作品を制作し始めた。最初は友人への贈り物としてだったが、その後は彼の画商が扱う作品として制作が開始され、1971年には紙を裂くことで描く「裂け目」が制作された。
この「折り目」と「裂け目」の作品は、多くのルウィットの作品と同様にシリーズ化され、様々な大きさの紙や色の紙をあらゆる方法で裂かれたものから、フィレンツェ、マンハッタン、シカゴなどの都市地図や航空写真を使って様々なエリアを切り取ったドローイングに至るまで多岐にわたる。
これまで見ることのなかった彼の作品に触れることのできる一冊。
Walther konig / 160ページ / ソフトカバー / 320 x 239 mm / 9783960987116 / 2020年