リチャード・セラはアメリカの彫刻家。巨大な金属板を加工して作られる彫刻作品が代表的である。
本書は、セラがグッゲンハイム美術館ビルバオの最大のギャラリーに設置する7つの記念碑的彫刻を制作した際の記録である。美術館のグランドオープンのために制作した「スネーク」(1994-97年)と合わせて、かつてないスケールと野心に満ちたサイトスペシフィックな常設インスタレーションとなった。また、著名な批評家ハル・フォスターによるインタビューや、近年の「Torqued Ellipses」シリーズ、今回の制作にあたっての文章や発言を通して、セラの過去25年間の作品と、このインスタレーションに関連する彫刻的ボキャブラリーの進化が明らかにされた一冊となっている。
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Steidl / 198ページ / ハードカバー / 300 x 250 mm / 9783865211378 / 2005年