南アフリカ生まれ、アムステルダム在住の作家マルレーネ・デュマスは
性差別、性そのものを多くテーマとする、独特の肖像画を描く。
本書は、30年前にオランダに移住して以来、南アフリカで初めて開催した個展をきっかけに制作されたもの。展覧会で発表された50点以上の絵画、ドローイング、版画のほか、作家が収集した私信、資料、写真などを収録。
また、作家自身の著作も収録し、美術に関する独自の解説から、格言的な文章や詩まで、ウィットに富んだ内容となっている。
Roma Publications / 140ページ / ソフトカバー / 264 x 215 mm / 9789464460117 / 2022年